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豆腐で元気レポート

記憶・集中力向上促進・成分別分析

たんぱく質
神経伝達物質の合成を盛んにして脳の機能を向上させます

たんぱく質は、全身の細胞の材料となっているとともに、脳細胞の重要な材料となっています。体内で作用するさまざまな物質もたんぱく質によって形作られていますが、たんぱく質が豊富にあると神経伝達物質の合成も盛んになり、脳の働きが活性化され、神経の働きもよくなって精神的に安定してきます。たんぱく質はアミノ酸で構成されていますが、アミノ酸の中には脳の機能を高めることが知られるグルタミン酸があります。大豆に豊富に含まれていて、脳の燃料の一つとして使われています。

体内でたんぱく質が使われるとアンモニアが作られます。アンモニアは脳の機能を妨げる作用がありますが、グルタミン酸がアンモニアを固定してグルタミンに変わり、さらに体外への排泄を促進します。このことから脳の働きが高まり、知能が上がることが確認されています。ただし、グルタミン酸を摂りすぎると脳が過剰に働き興奮状態になることもあるため、グルタミン酸の過剰摂取をさけるためにはたんぱく質から自然に摂るのがよいとされています。

コリン
神経伝達物質の材料、記憶と学習の機能を向上させます

水溶性のビタミンの一種で、脳内でコリン・アセチルトランスフェラーゼという酵素によって、コリンとアセチルCoA(活性酢酸)が結合すると神経伝達物質のアセチルコリンが作られます。アセチルコリンは記憶と学習に関わる神経伝達物質で、コリンの摂取量が多くなると神経伝達が盛んになり、記憶力が高まっていくようになります。

ビタミンB1
中枢神経と末梢神経の機能を保ち脳のエネルギー源を増やしていきます

脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあり、脳の重要なエネルギー源であるブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンとなっています。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、ビタミンB1が不足すると脳に充分にエネルギーが補給されない状態となり、集中力がなくなり、記憶力が低下するようにもなります。ビタミンB1は甘い菓子類や清涼飲料水、アルコールが多い食生活では、そのエネルギー代謝に多くが使われ、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代謝が低下しがちになります。

カルシウム
神経伝達を補助してイライラ、神経過敏を予防します

神経伝達が行われるときに、その補助を行うミネラルで、カルシウムが不足するとイライラしたり、神経過敏になるなどして集中力が低下しやすくなります。また、記憶と学習に関わる神経伝達物質の流れも悪くなり、記憶力の低下にもつながります。

カリウム
脳の神経細胞の働きを正常に保って無気力を防止します

カリウムは細胞の内側に多く、外側にナトリウムが多い状態でバランスが取られて、正常な働きをします。カリウムは細胞が働くことによって消費されます。このときに細胞の外側にカリウムが多くあれば、細胞は元の状態に戻ることができます。ところが、カリウムが不足していると働きが鈍くなります。脳の神経細胞の場合には、カリウムが不足すると無気力になることが知られています。

マグネシウム
神経の興奮を抑えて集中力の低下を抑えます

精神的な刺激を受けたときに、神経の興奮を抑える作用があり、不足すると集中力が低下するだけでなく、鬱症状の要因にもなります。マグネシウムは精神的なストレスを受けると消費量が急激に増えます。飲酒によっても不足しがちになります。

ビタミンK
カルシウムの吸収を高めて神経伝達をスムーズにします

体内へのカルシウムの吸収を高める作用があります。食事で摂ったカルシウムは、吸収されたあと骨に吸収されます。そして、血液中で不足すると必要量だけ溶け出ていくので、骨にカルシウムを定着させるビタミンKは神経伝達をスムーズにする働きがあります。


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