![豆腐で元気レポート](../../img/report/title_report.gif)
![ガンを予防](../../img/report/03/01_title.gif)
![3.豆腐を食べてガン予防・抑制!](../../img/report/03/01_subt.gif)
豆腐はガンの発生を抑える成分が含まれるほか、
ガンの引き金になる活性酸素を消去する作用もある食品です。
がんによる死亡者数は年々増加する一方で、1981年から死因の第1位となっています。厚生労働省の調べでは年間約29万人ががんで亡くなり、その割合は全死亡者数の約30%にものぼっています。
部位別に死因を見ると、男性は肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がんの順に多くなっています。女性は胃がん、大腸がん、肝臓がん、肺がんとなっています。
日本人と欧米人とを比べると、日本人は胃がんが多く、大腸ガンが少ない国民でした。それに対して欧米人は大腸ガンが多く、胃がんが少なくなっていますが、近年では日本人にも大腸ガンが増えてきました。これは食生活の洋風化によって、肉食が多くなり、食物繊維が減るなど、食べ物に関係していることが指摘されています。
生活習慣病の一つであるがんは、食生活のほかに発がん物質による刺激、遺伝、環境、喫煙、飲酒、生活リズム、ストレスなどがあげられています。
大腸ガンは発がん物質や大腸内の悪玉菌によって発生した毒素で大腸粘膜が強く刺激されることで発症しやすくなっています。また、大腸粘膜は水分を吸収して適度な硬さと量の便を作っていますが、水分を吸収するときに発がん物質も毒素も吸収されることから、大腸がん以外の多くのがんを引き起こす原因ともなっています。
悪玉菌は動物性たんぱく質と脂肪をエサとして増えるために、肉食の多い食生活は、体内の毒素を増やし、がんの危険性を高めていくことにもなります。それだけに食生活の見直しが、がんの予防には必要となります。
疫学調査(多人数を対象とした長期間の統計的追跡調査)によると、大豆を多く食べている地域ほど、がんの発生率が低いことが明らかになっています。
それは大豆を多く食べることで肉食が減少することとともに、大豆に含まれるイソフラボン、サポニン、セレンなどの成分が効果を高めていることが注目されています。
体脂肪が多い人は、体内で活性酸素が発生しやすく、これが引きがねとなって、がんも発生しやすくなっています。豆腐は低エネルギーで太りにくく、活性酸素を消去する作用もあることから、がん予防に役立つ食品の一つとされています。