日本豆腐協会は、日本を代表する豆腐製造業者から成り立っている組織です。
日本豆腐協会 豆腐について 豆腐と健康 豆腐の料理 豆腐で元気リポート
トップページ >> 豆腐と健康 >> 研究論文一覧
豆腐と健康
豆腐と健康
豆腐の健康効果
健康と大豆食品
アミノ酸
健康効果・栄養分析
研究論文一覧

研究論文一覧

ガン予防・抑制

大豆イソフラボノイド
愛媛大学

大豆イソフラボノイドアグリコンのゲニステインとダイゼインはマウス肝細胞のニソロソームにおけるチトクロームp-450の成分を増やす。

トリプシン抑制活性化
琉球大学

日本の大豆製品におけるトリプシン抑制性活性化

イソフラボン
金沢大学 (亀田博士)

大豆イソフラボンの制ガン作用

癌学調査
国立岐阜大学

国立岐阜大学の癌学調査により大豆製品が胃ガンの予防・抑制に有効であるということが判明した。

アメリカ人と日本人の発ガン率比較
カリフォルニア予防医学研究所 ディーンオーシュ博士

日本男性はアメリカ人男性に比べ前立腺ガンにかかる確率が1/4だそうです。アメリカに移住すると日本人男性も前立腺ガンにかかり死亡する確率が急激に上がる。これは日本人がアメリカ人よりも大豆製品を多く食べているからではないかと考えられています。

大豆に含まれるフイトエストロゲンとイソフラボンというフラノボイドの一種の色素成分により制ガン作用などに有効といわれています。

ゲニステイン
南カリフォルニア大学医学部 エイミー・リー博士

ねずみを使った実験・研究によると大豆に豊富に含まれるイソフラボンの一種であるゲニステインにはガン細胞の繁殖を抑える作用がある。

またリー博士によるとアジア人が大豆をアメリカ人の20〜30倍食べることが乳ガン、大腸ガン、前立腺ガンの予防になっているのではないかと推測している。

イソフラボン
ゲニスティン
ダイゼイン
ハワイガン研究所(1997年)

ゲニスティンやダイゼインなどの大豆に含まれるイソフラボンは子宮ガン、肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンに効果があるといわれている。

日本人の食事によるイソフラボン摂取とその摂取元
名古屋薬科工学予防医学科(江上/加藤/河村他)

日本人のイソフラボン(ダイゼン/ゲニスティン)の摂取とその摂取元を食事記録に基づいて調べた。(男女88人)

トリプシン抑制性活性
琉球大学医学部栄養学科

既に動物研究で大豆のトリプシン抑制剤(TI)の効果は報告されている。大豆製品は大豆の2.5%〜12.5%TI活性値を有しており人間は活性TIのいくらかを日常生活において消費している。

乳ガン
自治医大

マウス乳ガンにおける大豆イソフラボンによる抑制効果

乳ガン/大腸ガン
県立姫路工業大学 環境人間学部 実践女子大学生活科学部

植物性たんぱく質摂取が乳ガン死亡率に及ぼす影響についての時系列解析

動物性たんぱく質摂取が大腸ガン死亡率に及ぼす影響についての時系列分析

性ホルモンの食事による影響 <前立腺ガン他>
タスマニア大学生物医学学校(オーストラリア)

15人の健康な男性に協力してもらい、食後に、血中のテストステロン(男性ホルモンのひとつ)、性ホルモン結合タンパク(sex hormone binding globulin[SHBG])、遊離アンドロゲン(男性ホルモンの総称)を測定して、食事内容がこれらの値に与える影響を調べました。

比較のために食事は等カロリーとし、たんぱく質や脂肪がいろいろな比率で含まれる混合食を食べてもらいました。被験者には、次の4種類の試験食を、ランダムな順番で食してもらいました:赤身肉、豆腐(どちらもおよそ20%のエネルギーに相当する脂肪分を含みます)、動物性脂肪を加えた肉、紅花油を加えた肉(どちらもおよそ54%のエネルギーに相当する脂肪分を含みます)、の4種です。

脂肪分の少ない食事後では、動物脂肪添加食後に比べ、2時間後の血清テストステロン値も、基礎値からの変位も、著しく減少していました。また、血中テストステロンの基礎値からの減少面積が最も少なかったのは、動物脂肪添加食の食後でした。

性ホルモン値と食後の時間の関係

人類は飽食の時代を迎え、「食後」という状態が一日の大きな部分を占めるようになってきています。低動物脂肪食により、食事後、低性ホルモン状態であることは、前立腺がんのような性ホルモンと関係のある疾患の危険を減らすことができるという点で、長期的には有益であると考えます。

胃ガン
名古屋市医科大学 公衆衛生学科

食事、飲酒、及び喫煙習慣が、胃がんの発症に寄与するということは明らかになっていますが、それらが胃がんの予後にも影響するということに関してはほとんど分かっていません。この問題を調べるために、愛知県がんセンター研究所・病院のデータを使って、予後分析を行いましス。1988年1月から1994年12月までの、877人の胃がん患者(男性578人、女性299人)ついて、喫煙・飲酒・食習慣、がんの組織学的グレード・臨床病期、追跡調査等の情報を集めました。

全患者の生存状況は、1998年12月までフォローアップし、生存関数はKaplan-Meier法で評価しました。胃がん死に対する、生活習慣に関する上記項目の影響の評価には、比例危険分析という手法を用いました。年齢、性別、組織学的グレード、病期による調整を行った後、危険率(Hazard Ratios : HR)を計算しました。

週に三度以上の生野菜(HR=0.74)、豆腐(HR=0.65)あるいは鶏肉(HR=0.61)の摂取は、胃がん死の危険が著しく低下することが示されました。一方、喫煙習慣に対する危険率は2.53であり、喫煙者と胃がん患者の生存率の間には、負の相関が見られました。

これらのことより、生野菜や豆腐をよく食べることは胃がんの予後を良好にし、他方、喫煙は、これを悪くするということが示されます。本研究は、日本人の胃がん生存率が、生活習慣の改善により向上させうるということ示唆しています。

抗ガン
アメリカペンシルバニア大学 医学部放射線腫瘍学(ケネディ)

大豆に含まれる抗ガン作用を持つ成分

ページトップへ