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豆腐の健康効果

植物性たんぱく質と脂肪を含む、豆腐の効能

夏は暑さのために食欲が落ち、脂っこい肉は食べたくなくなるものです。しかし、人間が生きていくためにはたんぱく質が必要で、暑さに関わらず、成人で1日50〜80gのたんぱく質を摂取しなければならないといわれます。

たんぱく質を豊富に含む豆腐

ご存じのように、豆腐は大豆食品なので、たんぱく質をたっぷり含んでいます。しかも、消化吸収率が高いので、胃に負担がかからないのが特徴です。冷や奴でビールを1杯、というのはうまいものですが、実は理にかなったたんぱく質の取り方だというわけです。

また、子どもは夏に冷たい飲み物や食べ物を取りすぎて、お腹をこわすことがよくあります。そんなときの体力回復に役立つのがたんぱく質です。豆腐はたんぱく質を補うとともに、90%を占める水分が、脱水症状を防いでくれます。ただし、冷や奴などは、あらかじめ豆腐を湯通ししておくことがポイントです。

中国の古い本に、酒を飲み過ぎて身体にまだらができたら、豆腐を熱して薄く切って貼るように、と書かれています。本当に効果があるとは思えませんが、日本にも豆腐が飲み過ぎに効くと書かれたものがありました。江戸時代の書である『本朝食鑑』によれば、「豆腐は酒毒を解する」とされています。アルコールを分解するのは肝臓ですが、良質のたんぱく質は肝機能の弱まりを補うので、間接的に役立っていると言えるでしょう。

豆腐が健康食品といわれるのは、植物性の脂肪をたんぱく質に次いで多く含んでいるからでもあります。植物性の脂肪は不飽和脂肪酸で、コレステロールを少なくする働きを持っています。同じ脂肪でも動物性のものは、飽和脂肪酸を含み、血液中のコレステロールを増やしてしまいます。コレステロールは、肥満、動脈硬化、心臓病など、成人病の原因です。成長期の子どもの肥満解消にも、豆腐を与えるといいでしょう。たんぱく質は、動物性1:植物性2の割合が効果的といわれています。

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