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豆腐に欠かせない380粒の大豆!?

30〜50代の成人男女に「からだによい食品は何?」とアンケートをとったところ、1位の緑黄色野菜につづいて第2位に上げられたのが大豆製品です。 大豆に含まれる栄養素が、ガンなどの生活習慣病を予防する働きを多くの人が認めている結果なのでしょう。大豆には良質なたんぱく質のほかに、サポニンや植物繊維、レシチン、リノール酸、大豆オリゴ糖などの有効成分があります。大豆一粒一粒に秘められたパワーは誰もが認めるところです。
ところで、豆腐一丁に大豆はどれくらい使われているのでしょうか。

「一丁380粒」

むかしから豆腐業界では、「一丁380粒」といわれてきました。もちろん正確な数字ではありません。大豆一粒の重さを約0.3gで計算すると114gになります。ただし、大豆がそのまま豆腐になるのではなく、水を加えたり、こしたりするので、実際はもっと少ない量になる計算です。

また、豆腐一丁の大きさは、核家族の多い都市では小さく、家族の多い地方にいくほど、大きくなる傾向があります。
ある地域では、一丁のサイズは基準を設けているのですが、これはあくまでも標準で、規格ではありません。たとえば、東京では300g、千葉では340gと微妙な差があります。大家族の多い沖縄では、なんと1sを超えるジャンボ豆腐があるほどです。

昭和53年、経済企画庁の調べによると、国民一人が1年間に食べる豆腐は約24丁。家族4人の平均的な家庭なら、週に一度食卓に豆腐料理が出されていることになります。豆腐のために支出する金額は、年間一人あたり1,957円、4人家族ならば7,904円です。

また、全国平均を100とした場合、都市部では102.2、地方だと90.2となり、都市部のほうが豆腐を食べていることになります。最近では、大豆の香りと味がしっかり残ったおぼろ豆腐、寄せ豆腐やざる豆腐など、お値段が高めの豆腐も人気を集めています。

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