日本豆腐協会は、日本を代表する豆腐製造業者から成り立っている組織です。
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豆腐を美味しく保存する

おいしい「食べ時」

豆腐はとても繊細な食品です。食べ慣れているのでかえって気づかないことが多いのですが、時がたつにつれて豆腐の風味は失われてしまいます。

できあがった豆腐は、1時間かけて冷やされ、さらに3時間ほどで絞まってきます。実はこの、できあがっておおよそ4時間後が、豆腐の一番おいしい「食べ時」なのです。その後4時間ほどは新鮮な風味が持続しますが、出来上がり8時間後くらいから香りが失せはじめます。ということは、その日の新しい豆腐を昼に食べるのが、一番贅沢な豆腐の味わい方なのですが、これは残念ながら、現代のライフスタイルには合いません。それならせめて、豆腐をおいしく保存する方法を知っておきたいものです。

おいしく保存する方法

買ってきた豆腐をその日のうち、あるいは翌朝食べるときは、使うときまできれいな水に入れて、冷蔵庫の野菜室など、下のほうに保存します。豆腐は凍ってしまうと、「す」が入ったのと同じ状態になってしまうので、冷えすぎる場所はさけることです。ほかの食品の臭いが移らないように、ラップをかけておくことも常識です。パックに入ったものも、容器の底にアクがたまりやすいので、パックから取り出したほうがいいでしょう。

2日くらい保存するのであれば、一度湯通ししてから冷やしておきます。上手に湯通しするコツは、豆腐をふきんにくるむことです。煮立った湯の中にふきんでくるんだ豆腐を入れ、ふたたび湯が沸騰しだしたらふきんごと取り出し、水で冷やします。こうすれば、豆腐がくずれる心配はありません。パック入りのものは、パックごと熱湯に1〜2分浸けるか、電子レンジで1分加熱します。熱を加えたあとは十分冷ましてから冷蔵庫に入れ、水は毎日取り替え、清浄にしておきましょう。一度熱を加えておけば、冬なら3日くらいは保存できますが、消費期限が明記されたものは、期限内に食べてください。

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