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「畑の肉」といわれるほど豊富なたんぱく質を含む大豆

「大豆は畑の肉である」

豆腐の原料である大豆は、植物性たんぱく源として、近年ますます注目されています。 「大豆は畑の肉である」といったのは、オーストリアの学者・ハーベルランドでした。1873年にウィーンで開かれた万国博覧会に日本と中国が出品した大豆の成分を分析したところ、肉に匹敵する高たんぱくの植物であることがわかって、当時の西洋の学者たちを驚かせたのです。

大豆と肉と栄養価を比較してみましょう。
大豆はたんぱく質を100g中に35.3gも含んで、植物の中ではトップクラスの優等生です。もめん豆腐では100g中6.6gですから、豆腐一丁(約300g)に換算すると19.8gとなります。
一方、動物性食品では、あじが20.7g、豚ロース19.3g、牛肉16g。このデータを見ても、大豆が豊富なたんぱく質を含んだ食材であることがよくわかります。


アミノ酸スコア
100 あじ・いわし・さば・さけ
100 牛肉・豚肉・鶏肉
100 牛乳・卵
86 大豆
80 小麦胚芽
65 精白米

さらに良質なたんぱく質であるかどうかは、アミノ酸をバランスよく含んでいるかどうかが重要なポイントになります。大豆の場合は、この必須アミノ酸のバランスがとてもよく、体内で効率よく利用することができます。
成人にとって1日のたんぱく質の所用量は55〜70g。大豆の代表的加工品である豆腐は、1日2分の1丁ぐらいを目安にいただききたいものです。


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